インフラってなに?
「インフラ」とは「インフラストラクチャー(infrastructure:基盤)」の略、最も身近なものには私達の日常生活を支える電気・ガス・水道といった「公共インフラ」があります。
そして、こうした「公共インフラ」と並んで重要度を増しているのが、情報化社会を支える「ITシステム」であり「ITインフラ」です。
また、企業経営における経営資源は「ヒト・モノ・カネ」と言われた時代から「ヒト・モノ・カネ+情報」と言われる時代へと変化しており、この経営資源一つである「情報」を支えるのが「ITシステム」であり、それを支えるのが「ITインフラ」と言えます。
IT インフラエンジニアとは?
いまや、情報化社会や企業経営を支える「ITインフラ」ですが、そんな「ITインフラ」を支えているのが「ITインフラエンジニア」です。
単に「ITインフラエンジニア」といっても以下のように活躍の場は様々で、システム開発系のシステムエンジニアとは異なる領域を担当します。
・サーバーシステムに携わる「サーバーエンジニア」
・データベースシステムに携わる「データベースエンジニア」
・ネットワークシステムに携わる「ネットワークエンジニア」
・運用システムに携わる「システム運用エンジニア」
システムエンジニアはお客様の要望(=要求)に合わせてシステムを作り上げていきますが、「ITインフラエンジニア」はシステムエンジニアの作り上げたシステムを動かすための「ITインフラ」を作り上げていきます。
その「ITインフラ」の実態はというと、国内外のメーカーからリリースされているサーバー製品、ネットワーク製品、ソフトウェア製品を組み合わせた集合体です。
システムエンジニアの作り上げたシステムの要求を満たす製品はたくさんあり、それぞれ求める結果は同じであってもアプローチ(動作/仕様など)が異なったり、様々な制約(仕様/価格/サポート体制など)を受けたりしますので、「ITインフラエンジニア」はそうした様々なアプローチがあることを理解し、様々な制約を十分に理解したうえでシステムの要求に応えるために組み合わされた「ITインフラ」を構築していきます。
システムエンジニアが素晴らしいシステムを作り上げても、それを活用するための「ITインフラ」が貧弱であればシステム全体としてパフォーマンスが発揮できず、結果的にお客様の期待に応えることができません。
「ITインフラエンジニア」は、情報化社会や企業経営の舞台裏を支える「縁の下の力持ち」のような存在なのです。
ここがやりがい!!
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ー 顧客の声を聴く
どんなシステムも顧客の声を聴き、ビジネスに貢献できるようにすることが最大の使命。
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ー 技術力がものを言う世界
現場の経験や勉強に費やした時間がそのままエンジニアとしての技量へと直結します。
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ー お客様からの信頼
「君に任せておけば安心だね」と言って頂けるのがこの仕事の醍醐味です。